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腸管出血性大腸菌によるアウトブレイク調査レポート, 2021年-米国

(IASR Vol. 43 p115-117: 2022年5月号)

 

 米国疾病予防管理センター(CDC)は, 2021年に米国の複数州にまたがり発生した腸管出血性大腸菌(EHEC)の広域アウトブレイク4事例の疫学調査概要をホームページ上に掲載した。いずれも食品媒介と結論付けられ, ミックスサラダが原因の事例, ホウレンソウのベビーリーフが原因の事例, ケーキミックスが原因の事例, 原因食品不明の事例であった。いずれの事例も溶血性尿毒症症候群(HUS)の症例が報告され, そのうち2事例からは死亡者の発生が報告された。これら4事例の疫学調査の概要は以下の通りである。

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