国立感染症研究所

抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランス 2017年02月24日

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国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第一室

全国地方衛生研究所

日本は世界最大の抗インフルエンザ薬使用国であり、薬剤耐性株の検出状況を迅速に把握し、自治体および医療機関に情報提供することは公衆衛生上重要である。そこで全国地方衛生研究所(地研)と国立感染症研究所(感染研)では、オセルタミビル(商品名タミフル)、ザナミビル(商品名リレンザ)、ペラミビル(商品名ラピアクタ)およびラニナミビル(商品名イナビル)に対する薬剤耐性株サーベイランスを実施している。

下記のグラフおよび表に、地研が遺伝子解析により耐性マーカーH275Yを検出した結果および感染研においてオセルタミビル、ザナミビル、ペラミビルおよびラニナミビルに対する薬剤感受性試験を行った結果の集計を示す。集計結果は随時更新される。 

 
 

2016/2017シーズン  (データ更新日:2017年02月24日)NEW

  dr16 17j20170224 1s
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2015/2016シーズン  (データ更新日:2017年02月16日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2014/2015シーズン  (データ更新日:2016年03月04日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2013/2014シーズン  (データ更新日:2015年04月23日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2012/2013シーズン  (データ更新日:2014年3月10日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2011/2012シーズン  (データ更新日:2013年4月11日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2010/2011シーズン  (データ更新日:2013年2月6日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 検体採取週別
  表4.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別
   
  2009/2010シーズン  (データ更新日:2013年2月6日)
  表1.抗インフルエンザ薬耐性株検出情報 [A(H1N1)pdm09, A(H3N2), B]
  表2.抗インフルエンザ薬耐性A(H1N1)pdm09株検出情報 報告機関別
  表3.抗インフルエンザ薬耐性A(H3N2), B型株検出情報 報告機関別

 

 

 

 

最終更新日 2017年2月24日(金曜)21:39

参照数: 118

インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)

保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校において休校、学年閉鎖、学級閉鎖があった場合に、その施設数を計上するとともに、当該措置を取る直前の学校、学年、学級における在籍者数、患者数、欠席者数を計上するもの。

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PDFによる配信です。

厚生労働省健康局結核感染症課

  • 第1報(平成28年9月5日~9月11日) 平成28年9月16日作成
  • 第2報(平成28年9月12日~9月18日) 平成28年9月23日作成
  • 第3報(平成28年9月19日~9月25日) 平成28年9月30日作成
  • 第4報(平成28年9月26日~10月2日) 平成28年10月7日作成
  • 第5報(平成28年10月3日~10月9日) 平成28年10月14日作成
  • 第6報(平成28年10月10日~10月16日) 平成28年10月21日作成
  • 第7報(平成28年10月17日~10月23日) 平成28年10月28日作成
  • 第8報(平成28年10月24日~10月30日) 平成28年11月7日作成
  • 第9報(平成28年10月31日~11月6日) 平成28年11月11日作成
  • 第10報(平成28年11月7日~11月13日) 平成28年11月18日作成
  • 第11報(平成28年11月14日~11月20日) 平成28年11月25日作成
  • 第12報(平成28年11月21日~11月27日) 平成28年12月2日作成
  • 第13報(平成28年11月28日~12月4日) 平成28年12月9日作成
  • 第14報(平成28年12月5日~12月11日) 平成28年12月16日作成
  • 第15報(平成28年12月12日~12月18日) 平成28年12月26日作成
  • 第16報(平成28年12月19日~12月25日) 平成29年1月5日作成
  • 第17報(平成28年12月26日~平成29年1月1日) 平成29年1月11日作成
  • 第18報(平成29年1月2日~1月8日) 平成29年1月13日作成
  • 第19報(平成29年1月9日~1月15日) 平成29年1月20日作成
  • 第20報(平成29年1月16日~1月22日) 平成29年1月27日作成
  • 第21報(平成29年1月23日~1月29日) 平成29年2月3日作成
  • 第22報(平成29年1月30日~2月5日) 平成29年2月10日作成
  • 第23報(平成29年2月6日~2月12日) 平成29年2月17日作成
  • 第24報(平成29年2月13日~2月19日) 平成29年2月24日作成

 

*2008/09シーズン第27報より対象施設に高等学校が追加されました。

最終更新日 2017年2月24日(金曜)17:02

参照数: 511102

インフルエンザウイルス流行株抗原性解析と遺伝子系統樹 2017年2月24日

3

国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第一室

 

全国地方衛生研究所

流行株抗原性解析
国立感染症研究所(感染研)では、国内で流行するインフルエンザウイルスの性状を把握し、インフルエンザ対策およびワクチン株選定に役立てるため、全国地方衛生研究所(地研)で分離・同定されたウイルス株総数の約10%を無作為に抽出し、解析を行っている。
流行株とワクチン株の抗原性を比較する目的で、フェレット感染血清を用いた赤血球凝集阻止(HI)試験または中和試験による抗原性解析を実施した。

現行の季節性インフルエンザワクチンは、ワクチン原株として選ばれたウイルスを鶏卵で継代して製造している。そのため、継代の間に、ウイルスが鶏卵に馴化することでアミノ酸置換が起こり、抗原性が変化(抗原変異)することがある。その結果、流行株とワクチン製造株の抗原性が一致しなくなる場合があり、世界的に問題となっている。

 抗原性解析試験:結果の見方
2016/2017シーズン(データ更新日:2017年2月24日)NEW
表1. 抗原性解析結果:A(H1N1)pdm09
表2. 抗原性解析結果:A(H3N2)
表3. 抗原性解析結果:B(ビクトリア系統)
表4. 抗原性解析結果:B(山形系統)

 

遺伝子系統樹
国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター第一室が解析した季節性インフルエンザウイルスの遺伝子配列を用いて、HA遺伝子系統樹を作成した。国内外で流行しているウイルスと比較するため、各地方衛生研究所にて分離された株の遺伝子配列だけではなく、海外で分離された株の遺伝子配列も解析に加えている。なお、海外の研究機関で解析された遺伝子配列はインフルエンザウイルス遺伝子データベースGISAID(Global Initiative on Sharing All Influenza Data:http://platform.gisaid.org/epi3/frontend)から入手している。 
2016/2017シーズン(データ更新日:2017年2月24日)NEW

A(H1N1)pdm09:解析した株は全てHA遺伝子系統樹上のクレード6B.1(共通アミノ酸置換:S84N, S162N, I216T)に属していた(図1)。サブクレード6B.1内で集団はさらに分岐し、A215G群および共通アミノ酸置換を持たない群を形成した。6B.2クレード(V152T, V173I, E491G, D501E)に属する株は検出されていない。

 

A(H3N2):最近の流行株は、HA遺伝子系統樹上のクレード3Cに属している。この中で、サブクレード3C.2および3C.3が形成されている。3C.2内にはさらに、2016/17シーズンのワクチン株A/Hong Kong/4801/2014株に代表されるサブクレード3C.2a(L3I, N144S, F159Y, K160T, Q311H, D489N)が形成されており、今シーズンの流行株は全てこの3C.2aに属している(図2)。また解析株の67.5%は、3C.2a内のサブクレード3C.2a1(N171K, I406V, G484E)に属した。3C.2a内には、N121K, S144K群およびT131K, R142K群が、3C.2a1内にはR142G群が出現し、さらにこの中にN121K群が出現した。この3C.2a1のN121K群には、G142R, G479E群およびG142R, K92R, H311Q群が出現している。また3C.2a1内には他にN31S群、S198P群が出現しており、遺伝子的に多様化が進んでいる。

 

B (ビクトリア系統):遺伝子解析を実施した株は全て、HA遺伝子系統樹上のクレード1A(共通アミノ酸置換N75L、N165K, S172P、代表株:B/Brisbane/60/2008株、B/Texsas/02/2013株)に属しており、さらに共通アミノ酸置換N129D, V146I, I117Vを有していた(図3)。

 

B (山形系統):遺伝子解析を実施した株は全て、HA遺伝子系統樹上のクレード3(共通アミノ酸置換S150I, N165Y, N202S, S229D、代表株: B/Wisconsin/1/2010株、B/Phuket/3073/2013株)に属し、さらに共通アミノ酸置換N116K, K298E, E312K, L172Q, M251Vを有していた(図4)。クレード2(共通アミノ酸置換R48K, P108A, T181A, S229G、代表株:B/Massachusetts/2/2012株)に属する株は検出されなかった。

 

参考として、各NA遺伝子系統樹も掲載した。
A(H1N1)pdm09
A(H3N2)
B(ビクトリア系統)
B(山形系統)

最終更新日 2017年2月24日(金曜)20:35

参照数: 138

インフルエンザ流行レベルマップ 第7週(2/24更新)

 厚生労働省・感染症サーベランス事業により、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数が週ごとに把握されています。 過去の患者発生状況をもとに設けられた基準値から、保健所ごとにその基準値を超えた場合に、注意報レベルや警報レベルを超えたことをお知らせする仕組みになっています(詳細は「警報・注意報システムとは」をご覧ください)。

 これらはあくまで流行状況の指標であり、都道府県として発令される「警報」とは異なります。

 

        Level01
Level02
Level06
 
 
2017年第7週 
2017年2月13日~2017年2月19日
(2月22日現在)
   
 
 

最終更新日 2017年2月24日(金曜)13:21

参照数: 1470066

3月1日~7日は子ども予防接種週間

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最終更新日 2017年2月24日(金曜)16:32

参照数: 4561

予防接種・ワクチン-啓発ツール

 

予防接種・ワクチン啓発ツール


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  妊娠20週頃までの妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、胎児にも風しんウイルスが感染して、赤ちゃんが「先天性風しん症候群」と診断されることがあります。

ダウンロード(PDF 1037KB)

 


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hibってなあに?

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(PDF 652KB)

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肺炎球菌ってなあに?

ダウンロード

(PDF 1153KB)

 
         

※営利目的および改変して使用する以外は、自由にダウンロードしてご使用ください。

 

 

最終更新日 2017年2月23日(木曜)12:03

参照数: 2155

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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