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〈第44週コメント〉 11月7日集計分
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では沖縄県(2.21)、佐賀県(0.79)、岐阜県(0.23)、新潟県(0.11)が多い。
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〈第43週コメント〉 10月31日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の3,541例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約72%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では佐賀県(1.32)、宮崎県(0.71)、徳島県(0.57)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では山口県(2.50)、宮崎県(2.34)、北海道(2.20)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では福岡県(10.98)、兵庫県(10.87)、石川県(8.24)、大分県(7.75)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山形県(2.03)、佐賀県(1.77)、宮城県(1.48)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第40週以降減少が続いている。都道府県別では宮崎県(3.74)、山形県(3.72)、岩手県(3.45)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では新潟県(0.17)、岐阜県(0.17)、徳島県(0.17)、高知県(0.17)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では大分県(0.17)、高知県(0.13)、福井県(0.09)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第35週以降減が続いている。都道府県別では香川県(0.60)、滋賀県(0.44)、新潟県(0.40)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では大分県(1.47)、岩手県(1.20)、山形県(1.14)が多い。
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発生動向総覧
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では群馬県(5.13)、青森県(4.50)、栃木県(3.57)、岩手県(3.21)が多い。 |
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発生動向総覧 〈第41週コメント〉 10月17日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は第38週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(2.74)、佐賀県(0.36)、滋賀県(0.11)、鹿児島県(0.11)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は3,647例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約73%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では鹿児島県(0.45)、宮崎県(0.44)、佐賀県(0.35)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山口県(2.00)、宮崎県(1.67)、北海道(1.59)、山形県(1.59)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では沖縄県(6.21)、大分県(5.69)、兵庫県(5.14)が多い。水痘の定点当たり報告数は第38週以降増加が続いている。都道府県別では山形県(1.17)、徳島県(1.09)、愛媛県(0.92)が多い。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では山形県(3.76)、秋田県(3.09)、宮崎県(2.97)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では徳島県(0.30)、岩手県(0.23)、愛媛県(0.19)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では富山県(0.10)、沖縄県(0.09)、山梨県(0.08)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第35週以降減少が続いている。都道府県別では山形県(1.10)、秋田県(0.83)、新潟県(0.80)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では大分県(1.50)、山形県(1.14)、岩手県(1.10)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では栃木県(5.00)、群馬県(5.00)、埼玉県(3.89)、青森県(3.00)が多い。
〈9月コメント〉 ●月別推移
●男女別・年齢階級別 年齢群別(0歳、1~4歳、5~69歳は5歳毎、および70歳以上)でみた定点当たり報告数のピークは、男性では、性器クラミジア感染症は25~29歳の年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症は25~29歳の年齢群、尖圭コンジローマは30~34歳の年齢群、淋菌感染症は20~29歳の2つの年齢群であった。女性では、性器クラミジア感染症は20~24歳の年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症は25~29歳の年齢群、尖圭コンジローマは20~24歳の年齢群、淋菌感染症は20~24歳の年齢群であった(図3:PDF参照)。男女ともに4疾患すべてで15~19歳の年齢群の報告があり、女性の性器クラミジア感染症、淋菌感染症で10~14歳の年齢群の報告があった。また、性器クラミジア感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症の3疾患の報告は、男性では60代以上は僅かであり、女性では50代以上は僅かである。しかし、性器ヘルペスウイルス感染症は男女ともに、50代以降の報告も少なくない。この年齢層は再発例が含まれている可能性が以前から指摘されており、2006年4月の届出基準改正により、抗体のみ陽性のものの除外に加えて「明らかな再発例は除外する」ことが明示された。しかし、年齢群分布においての明らかな変化は見られておらず、この基準の周知徹底とともに、遵守されているかの検討なども今後必要と考える。
年齢群毎にみた定点当たり報告数の男女の比較では、性器クラミジア感染症では15~29歳の3つの年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症では15~44歳、55~64歳、70歳以上の9つの年齢群、尖圭コンジローマでは15~24歳の2つの年齢群という比較的低い年齢層を中心に女性が男性より多く、他の年齢群は同値あるいは男性が多かった。淋菌感染症では15~19歳の年齢群で同値で、他のすべての年齢群で男性が女性より多かった。ただし、性感染症定点は泌尿器科系、婦人科系および皮膚科系などの診療科から構成されており、男女の比較については各地域におけるそれらの比率等の影響を受ける可能性がある。
感染症法が施行された1999年4月以降について、若年層(15~29歳)における各疾患の定点当たり報告数を男女別・月別に(図4:PDF参照)に示した。性器クラミジア感染症は男性では2003年以降減少傾向がみられた後、2010年はほぼ横ばいで推移したが、2011年以降は再び減少している。女性では2003年以降減少傾向がみられた後、2011年はほぼ横ばいであったが、2012年は再び減少している。性器ヘルペスウイルス感染症は男性では2007年以降減少傾向がみられた後、2010年は横ばいで推移し、2011年から再び減少している。女性では2006年以降減少傾向がみられた後2010年にやや増加したが、2011年は減少し、2012年は増加している。尖圭コンジローマは男性では2006年以降減少傾向がみられている。女性では2006年以降減少傾向がみられた後2011年は増加したが、2012年は減少している。淋菌感染症は男性では2003年以降減少傾向がみられた後2010年にやや増加したが、2011年以降は再び減少している。女性では2004年以降減少傾向がみられた後2008年以降はほぼ横ばいで推移していたが、2011年は増加し、2012年は再び減少している。前月との比較では、男性では性器クラミジア感染症で同値、性器ヘルペスウイルス感染症で増加、尖圭コンジローマで減少、淋菌感染症で減少であった。女性では性器クラミジア感染症で増加、性器ヘルペスウイルス感染症で減少、尖圭コンジローマで減少、淋菌感染症で減少であった。
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〈第40週コメント〉 10月10日集計分
◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では沖縄県(4.41)、鹿児島県(0.44)、秋田県(0.22)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は5,007例と2週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約71%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では鹿児島県(0.60)、東京都(0.51)、山形県(0.47)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では北海道(2.28)、山口県(2.27)、福井県(2.05)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では沖縄県(7.47)、島根県(5.61)、大分県(5.44)が多い。水痘の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では徳島県(1.13)、佐賀県(1.00)、長崎県(0.98)が多い。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(5.73)、宮城県(3.93)、岩手県(3.43)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では岩手県(0.30)、新潟県(0.20)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では高知県(0.13)、広島県(0.11)、群馬県(0.08)、大分県(0.08)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第35週以降減少が続いている。都道府県別では山形県(1.77)、新潟県(1.60)、宮城県(1.03)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では大分県(1.31)、宮城県(1.07)、岐阜県(1.02)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では群馬県(5.25)、埼玉県(4.67)、福島県(4.14)、栃木県(4.14)が多い。 |
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〈第39週コメント〉 10月3日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では沖縄県(7.40)、鹿児島県(1.14)、群馬県(0.15)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は4,706例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約74%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は横ばいであったが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では熊本県(0.73)、鹿児島県(0.71)、宮崎県(0.67)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山口県(1.94)、北海道(1.91)、福井県(1.86)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では大分県(5.92)、宮崎県(5.00)、沖縄県(4.94)が多い。水痘の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では長崎県(1.02)、高知県(0.93)、宮崎県(0.83)が多い。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山形県(7.40)、宮崎県(5.17)、宮城県(5.03)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では岩手県(0.33)、高知県(0.30)、愛媛県(0.27)が多い。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では新潟県(0.13)、高知県(0.07)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第35週以降減少が続いている。都道府県別では山形県(2.30)、新潟県(1.68)、青森県(1.27)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では大分県(1.67)、山形県(1.43)、岩手県(1.15)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では栃木県(5.29)、群馬県(4.75)、岐阜県(4.00)、宮城県(3.08)が多い。 |