(IASR Vol. 43 p30-31: 2022年2月号)
細菌性赤痢は, 赤痢菌に汚染された手指, 食品, 水などを介した経口感染で起こる急性感染性大腸炎であり, そのうち, 飲食に起因する健康被害は食中毒として取り扱われる。2018年10月, 全国で7年ぶり, 本県では初となる赤痢菌(Shigella sonnei)による食中毒事例1)が発生したので, 概要を報告する。
続きを読む: 生食そうざいが原因と推定された赤痢菌による食中毒事例
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