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インフルエンザ検査体制の変更に伴う検査実施状況-埼玉県

(IASR Vol. 37 p.227-228: 2016年11月号)

2016(平成28)年4月から,改正感染症法が完全施行され,インフルエンザの検体採取が法的に定められた。これを受け,埼玉県では,埼玉県感染症発生動向調査事業実施要綱を改正,さらに埼玉県病原体サーベイランス実施要領を新たに策定し,病原体情報収集体制を強化した。改正法完全施行から6カ月が過ぎ,埼玉県衛生研究所への検体の搬入状況に例年に比べ大きな変化がみられている。本稿では,インフルエンザに限定して,平成28年4月からのウイルス検査状況を報告する。なお,検体数には中核市からの依頼検査分も含み,さいたま市分は除いている。

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