国立感染症研究所

 

 国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体(ノロウイルスをはじめ、サポウイルス、ロタウイルス、アストロウイルスなど)の情報が含まれる。

  図1.週別ノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルス検出報告数、2012/13シーズン
 

図2.都道府県別ノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルス検出報告状況、2012/13シーズン

  図3.週別都道府県別ノロウイルス検出報告状況、2012/13シーズン(2013年8月30日現在)
  *データは現在週および過去の週に遡って追加報告が見込まれる。
 

 2012/13シーズン(2012年第36週/9月~2013年第35週/8月)(検体採取週)には、ノロウイルスGIIが、2012年45週(11/5-11)~52週(12/24-30)をピークに、46都道府県から2,945例報告された。 また、A群ロタウイルスが2013年第4~21週を中心に、39都府県から791例報告され、C群ロタウイルスが大阪府から1例報告された。

 その他に、ノロウイルスGIが30都府県から232例、ノロウイルスgenogroup不明が5都県から18例、サポウイルスが40都府県から452例、アストロウイルスが23府県から100例報告された。

 

(参考)ノロウイルス遺伝子型GII/4 2012変異株の検出都道府県(国立医薬品食品衛生研究所)


ノロウイルス等検出状況 2011/12シーズン (2012年11月8日現在報告数)

国立感染症研究所感染症情報センター 病原微生物検出情報事務局

 

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