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腸管出血性大腸菌感染症とは

(IDWR 2002年第6号掲載) 腸管出血性大腸菌(Enterohemorrhagic Escherichia coli ; EHEC)感染症の原因菌は、ベロ毒素(Verotoxin=VT, またはShiga toxin =Stx と呼ばれている)を産生する大腸菌である。EHEC感染症においては、無症状から致死的なものまで様々な臨床症状が知られている。特に、腸管出血性大腸菌感染に引き続いて発症することがある溶血性尿毒症症候群(HUS)は、死亡あるいは腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性のある重篤な疾患である。HUSの発生予防につなげるためにも、HUSの実態把握と発生の危険因子を特定することが重要である。

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冷凍メンチによる腸管出血性大腸菌O157 VT2の食中毒検査について

(掲載日 2016/12/28)
*この記事はIASR Vol.38 No.5(No.447), 2017年5月号に特集関連情報として再掲載されています(一部変更あり)。

2016(平成28)年10月17日から複数の腸管出血性大腸菌感染症発生届が保健福祉事務所に届出された(17日1名、21日1名、25日1名、26日6名)。届出先の保健福祉事務所における調査の結果、届出患者は同じ販売者の冷凍メンチを家庭で調理して喫食していることが判明した。

腸管出血性大腸菌感染症【更新情報】
















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