(2019年03月27日改訂) エボラ出血熱はエボラウイルスによる感染症であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱等とともに、ウイルス性出血熱(viral hemorrhagic fever:VHF)に分類される一疾患である。エボラ出血熱患者が必ずしも出血症状を呈するわけではないことから、国際的にエボラ出血熱に代わってエボラウイルス病(Ebola virus disease: EVD)と呼称されている。以後、EVDと略する。
(IASR Vol. 36 p. 93-94: 2015年6月号)
エボラ出血熱(Ebola hemorrhagic fever:EHF)はエボラウイルスによる重篤な急性熱性疾患であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱等とともに、ウイルス性出血熱(viral hemorrhagic fever:VHF)の一つである。本疾患は必ずしも出血症状を伴うわけではないことなどから、近年ではエボラウイルス病(Ebola virus disease:EVD)と呼称されることが多い。
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