日本紅斑熱とは

(IDWR 2002年第25号掲載)  紅斑熱群リケッチア症は広く世界に分布し、北米大陸にみられるロッキー山紅斑熱、地中海沿岸にみられる地中海紅斑 熱、オーストラリアにみられるクインズランドダニチフスなどが代表的なものである。わが国でも1984 年に患者が初めて報告され、日本紅斑熱とよばれるようになった。本症は紅斑熱群リケッチアの一種 Rickettsia japonica を起因病原体とし、野山に入りマダニに刺咬されることにより感染する。

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疾患情報

日本紅斑熱やツツガムシ病などのリケッチア感染症について、症状、感染経路、治療、予防等に関する情報は下記の「リケッチアって知っていますか?」からご覧ください。

疫学情報

感染症発生動向調査(IDWR)

病原微生物検出情報(IASR)

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan