国立感染症研究所

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インフルエンザ関連死亡迅速把握システム

 


インフルエンザ関連死亡迅速把握システム

 

 インフルエンザは毎年のように流行を繰り返し、社会生活へ大きな影響を与えています。我が国では、この疾病の社会へのインパクトを流行中に早期に探知するため、2000/01シーズンから21大都市*(東京都及び政令指定都市)において、インフルエンザによる死亡および肺炎による死亡を、死亡個票受理から約2週間で把握できる本システムを構築しました。

解析は、都市ごとにパラメーターを設定し、1987年第1週からのデータを用いて、インフルエンザ流行が無かった場合の死亡数(ベースライン)を推定し行いました。報告保健所数は毎週変動するので、報告された死亡数にその都市における報告保健所数の割合の逆数を乗じて、報告保健所数の増減に関する影響を排除しています。超過死亡数は、実際の死亡者数(点) が、ベースライン(ミドリ線)の95%信頼区間の上限である閾値(ピンク線)を上回っている週における、実際の死亡者数と閾値との差として定義されます。「超過死亡」については、「インフルエンザ・肺炎死亡における超過死亡について」をご参照ください。

*2003年にさいたま市、2005年静岡市、2006年に堺市、2007年に浜松市、新潟市、2009年に岡山市、2010年に相模原市、2012年に熊本市が本システムの対象となり、21大都市となった。
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2015/16シーズングラフ
21大都市
 

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